目次
感想
今回認知症のZOOM講演を行って感じたことについて率直な感想を書こうと思う
最初に講演の形式についてだが、ZOOMで行われた事について講演者自身が緊張を感じにくいというのは利点になると感じた。
視聴している側の人は顔を隠している人もいれば、数人で講演を聞いている人もいる。パソコン内でしか表情の確認が出来ないので画面が小さければ、不思議に思っているのかうなづいて聞いているのかわからない。
何か本を読んでいるみたいな感覚で、最初こそちょっと緊張したが間もなく独語状態に陥り、あっという間の1時間だった。
さらには質問も無かったために余計にゲームや読書感覚に陥り、達成感や充実感が乏しいという事や反応が確認できないので、自分の講演が分かり易いのかそうでないのか分からない。という欠点があるのではないかと感じた。
視聴する人にとっては移動時間の短縮や感染拡大防止の観点から考えると良かったのではないかと思う。
ただ今回は地域連携を目的にしていたので、顔馴染みの関係を構築するには不向きだと感じ、知識を得るだけの研修なら「あり」。顔馴染みや技術の習得を目的とするなら「なし」という評価になると思う
講演内容について
今回の研修対象者は医師、薬剤師、ケアマネ、包括や在宅のスタッフ、施設の介護・看護スタッフで全部で50名ほどは参加されたらしい。
認知症の基礎知識から在宅やせん妄などを一通り流したような研修であったが、一番伝えたかったのは地域連携の大切さだった
地域の連携がしっかりしている所は医療・介護関係者の満足度も高いし、サービスを受ける側の満足度も高く、幸福を得られるとの研究結果がある。
なので、
もう少し活発に話し合いをして連携を強化していきましょうという事を伝えたかったのだ。
でも求められているところは
とにかく認知症の人が増加して大変なので対応方法を知りたい。といったところではないだろうかと推測する。施設のスタッフが多かったからだ。
事前にその情報が入っていたので、BPSDの対処法とその例を入れ込んだが、視聴してくださった人の反応が見えなかったのでよかったのかどうか不明瞭な部分ではある
在宅サービス運営のヒントに対しては
こちら
反省点
一番の反省点は
アンケートの準備をしていなかったことである
研修会を行ったらその評価をするために必ずアンケートを取ることが必須なのに、やっていないなんて講演者失格といってもよい位だと思う
どのようなニーズがあって、研修を受ける人たちの認知症への知識レベルはどれくらいで、知識を得ることを目標にするのか?知識の次の段階として研修で聞いた通り動けるようなレベルを目指すのか?
はっきり言ってアンケートを取るのは面倒ではあるが、自分が行ったことで対象の方たちがどう感じたのか?という事を把握することは大切なことだ
ちょっと遅れたけどすみません。と言ってアンケート取ろうかなぁ
最後まで読んでいただきありがとうございました。